よくあるご質問
独学でも大丈夫ですか?
独学での資格取得は絶対に無理。とは言いませんが、
独学での5科目取得はかなり狭き門だと言えるでしょう。
なぜなら、
◆税理士試験は競争試験である
◆売られている参考書などの数が圧倒的に少ない
という現実があるからです。
税理士試験は競争試験である
税理士試験は「各科目とも満点の60%」を取れば良いという合格基準が設けられているのですが、
実際には合格者の数が一定数になるようになっており、現実は上位の10%程度が合格するという
競争試験になっています。
となると、上位に食い込むだけのテクニックが必要となってきます。
例えば、絶対に押さえていないといけないポイントや
ここは捨てても良いポイントなど、知っていないと無駄なポイントにばかり
時間を費やしてしまう可能性もあります。
こういうポイント、テクニックというのは独学ではなかなか取得できません。
また、詳しい人に聞けばすく分かるところでも、聞く相手がいないために
自分で時間をかけて調べる。などといったようなロスも考えれます。
売られている参考書などの数が圧倒的に少ない
また、市販されている税理士試験の参考書やテキストの数が圧倒的に少ないと言うのも、
独学でのハードルの一つと言えます。
本屋さんなどに行ってみれば分かるのですが、日商簿記の2級や1級の参考書などに比べて、
税理士試験の参考書の数は圧倒的に少ないです。
また、大手専門学校が出版しているテキストは授業を前提にした内容になっているので、
それのみでは解説が少なかったりと、独学には向いていません。
また税法は毎年改正をされるので、独学だとそういったところにも気を配らないといけません。
それでも独学で頑張りたいあなたへ
この様な理由が、税理士試験が独学では難しいと言われる所以です。
それでも、独学で税理士試験をクリアしてやる!とお考えならば、
まずは簿記論に挑戦することをお勧め致します。
簿記論はボリュームは多いですが100%計算問題です。
問題数も多いことから、何よりも何回も解いて慣れている人が有利と言われる科目です。
ですので、簿記論であれば比較的学習もしやすく、かつ上位に食い込める可能性があると思います。